グース250のフライホイールを軽量化してみた

グースでジムカーナをやろうとするとどうしても気になるのが低回転域の扱いづらさ
エンジン回転数がアイドリングよりちょい上くらいまで落ちたとこからカパッと開けていくジムカーナ的に重要なポイントでパワーが乗ってこないあの感じです

ある程度回転数を保てるパイロンスラロームは悪くないんだけど、フルロックが必要になる270度以上の旋回が求められるセクションがあると、とたんにタイムが伸ばせなくなるんですよね

半クラを使って高回転キープがうまく決まると猛烈に曲がる事もある
車体のポテンシャルはあるんだけど、エンジン特性(と乗り手の腕)のせいでそれを狙って出せないのが困りもの

キャブセッティングなどにより多少変化は出るけど、根本的な特性は変わらない
どうにかならないかな〜
実は以前、フライホイールについているスタータークラッチを外してどうなるか試した事があるんです
ギクシャク感が低減されかなり好印象でした
しかし、押し掛け仕様になってしまうのはさすがにしんどすぎて戻したという経緯があります

スタータークラッチを活かしたまま軽くするには、切削加工でフライホイール自体を軽くするしか選択肢はなさそう
考えた末、フライホイール軽量化加工に踏み切ることにしました
不可逆的な加工はあまりやりたくないんだけど、予備部品もあるしまずはやってみようという判断です

前置きが長くなりましたが現物紹介
堺某所に加工を依頼していたモノが返ってきました!

ノーマル(左) 軽量化加工済(右)

外周部分が削りこまれてます

重量比
250は削れるポイントが少ないらしく、強度を保ったままだとこれくらいしか削れないとの事

装着時にはこの重量にスタータークラッチとボルトが追可されるので
純正 2387g
軽量化加工後 2220g
トータルだと7%くらいか
同クラスの他車と比較したことがないからあれけど、単純に重すぎる気がするんですよね・・・

以前スタータークラッチ関係(542g)を外してみた際、アイドリング不良や低速のトルク減少感はまったくと言っていいほど感じなかったんですよね
もっとゴリっと軽くしてみたい気もするなぁ

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