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2021宗谷岬ツーリング DAY2 船上~小樽~札幌

久々の船旅で眠れなかったらどうしよう
などという心配もなんのその。
しっかり8時間眠って心地よく起床。
日本海のフェリーは波の状況によって相当揺れるらしいと聞いていたので船酔い薬も用意してきましたが、今回は出番が無さそうです。

風も波もおだやかで、普通にしているぶんにはまったく揺れてる感じがしません。
ベッドに横になって安静にしているとたまーに「あ、揺れてるかな?」と感じる程度。
これまで経験した中で最も穏やかな船旅かもしれない。

超節約旅というわけでもないので普通に船内レストランで食事です。
メニューのバラエティもあるし料金も良心的。
快適~。

とはいえ20時間の船旅。
感染症対策で船内イベントは中止。
陸地が見えない間は4Gも圏外となっており基本的に暇です。
普段なら不便このうえないオフライン状態ですが、この「暇」という感覚もある意味船旅の醍醐味。
(何日も続いたらしんどいけど)

こんなこともあろうかと!
スマフォのSDにPrimeビデオをがっつりダウンロードしてあったのだ。
今回は、気になっていたVivyを全話一気見。いい作品でした。
最近何も観れていなかったので新鮮。

スマフォ1台あればオフラインでもこれだけ時間をつぶせる。
いい時代になったもんですね。

動画、食事、風呂、仮眠のループですぐに夕方。
夕日の時間帯にオープンデッキに出てみると人だかり。
みんな考えている事は一緒ですね。
贅沢な時間の使い方だ…(?)

船は予定通り小樽へ入港、下船準備のアナウンスが。
車両甲板に降りて荷物を積載、20時間ぶりにエンジンを始動して下船!
下船動画を撮ってみたけど、なにかの拍子にカメラが下向きになってしまい撮影失敗…
ま、こういうこともあるさ。

数十年ぶりに北の大地に上陸!
…とはいえ上陸は21時なので周囲はすでに真っ暗、気温もそれほど違いがないので今のところは北海道を感じられません。

到着で高まったテンションのまま北へ向けて走り出したいところですが、北海道では夜間走行はリスクが高すぎるので本日はまっすぐ宿へ向かいます。
初日は寝るだけだしネカフェでもいいかなと思ったんですが、翌日にむけてしっかり体力を温存したかったため宿に泊まる事にしました。

ナビに従い小樽から札幌へ走る事30分ほど。
本日のお宿「ちょい寝ホテル札幌手稲」に到着!
リーズナブルな価格のカプセルホテルですが、設備が新しくてキレイ。
大通りに面していてアクセス良好だし駐車場も余裕があっていい感じ。

しかし驚いたのが宿泊客がすごく少ない事。
例年この時期は満員御礼状態だと思うんですが、みたところ宿泊客は数名…
二輪客にいたってはじぶん一人です。
船といい宿といい、今年は特殊なんだなと実感しますね。

今夜はこのオシャレな共有スペースを独り占め!
客としてはものすごく快適なんですが、観光業界は大変だ…

カプセルルームは一般的なカプセルホテルよりもかなり空間的に余裕があり実に快適。
本日もすぐ入眠できました。


2021宗谷岬ツーリング DAY1(2) 乗船~出港

乗船予定の船の外観を見物したりしているうちにいよいよ乗船時間がやってきました。

港への到着時間が早かったため乗船順は先頭グループ。
いやあ、テンション上がるなぁ。
心拍数が高くなるのが自分でもわかります。
心をおちつけてエンジン始動、ギアを入れて、いざ乗船!

せっかくの機会なので車載カメラも撮りたいなと思いたち、今回はVICHE CATTのチェストマウント型スマフォホルダー(安い)を導入してみました。
手持ちのP30Liteを胸にマウントして広角モードで撮影。
もうちょっと上を向いてほしい気はするけど悪くない感じ。

乗船した二輪たち。
事前情報通り「揺れにそなえて荷物は降ろすように」と案内されます。
このリアバッグはバックル固定なのでワンタッチで外せるから楽ちん。
取り外した荷物は壁面の網棚に置き、着替えやサンダルなど船内で必要な荷物だけ持って客室へ。
出航後は車両に戻ることはできないので要注意ですね。
船内セットを事前にパッキングしておくとスムーズかも。

今回選んだ客室のは一番安価なツーリストA。
各ベッドがカーテンで区切られているドミトリータイプです。
満員なのかと思いきや、見た感じベッドは1つ毎に空室になっている模様。
感染症対策で定員を減らしているのかな?

今回は窓際ベッドを指定したので向かい合わせになる相手もおらず、ほとんど個室のような感覚でした。ラッキー。
カプセルホテルやネットカフェに慣れしている方なら抵抗なく過ごせると思います。

船内の大浴場でひとっ風呂あびて初日は終了。
初日の移動距離は140kmほど。
たいした時間走ってないはずだけど結構疲れた。
考えてみればここ数年ほとんどクローズド走行だけなので、これだけの時間の公道走行はかなり久々でした。
今夜は基本的に寝るだけ~。

続く

2021宗谷岬ツーリング DAY1(1) 出発~舞鶴港

ついにこの時がやってきた!

正直にいえば相当迷ったんですよ。
小康状態とはいえ感染症が広がっている時期にツーリングなんて行っていいものなのだろうかって。
通常なら、行かないという判断をしていたと思います。

ただね…
近年、父をはじめ比較的近しい人たちがこの世を去る例が多くて。
これまではあまり意識してなかったけど、自分自身にだってどれくら時間が残されているのかわからないという事を実感するようになってきたんですよね。

それをふまえて考えてみると、実は今回って奇跡的なタイミングなのではないかと思えてきた。
家族で一番リスクの高い母親のワクチン接種が完了して一息ついた。
家には常に人がいるため一定期間不在でも心配がない。
仮にこの身に何かあっても家族の生活がすぐに破綻する事も無い。
自営業のため休みも調整できる。

決定的だったのは、例年ならまず予約が取れないこの時期に、長距離フェリーに空きがあった事ですね。

これはここ20年間で初めて訪れた絶好のチャンスだ!
行くぞ!

初日の目的地は舞鶴の新日本海フェリーターミナル。
自宅から舞鶴までは自走で3時間くらい。
出航時間を考えると日が暮れてからの出発でも間に合う距離ですが、夜間走行は避けたいので15時過ぎくらいに自宅を出発することに。

大阪市内は阪神高速で一気に通過、池田より先は下道です。
夏も本番なのでまあ暑いんですが、夕方なのでまだ耐えられる。
安全確実に走行して日が暮れる前には舞鶴ターミナルへ到着!
駐車場には既に数台のバイクが。

出航まではまだかなり時間があるためターミナル内には人もまばら。
カウンターで搭乗手続きを済ませるとチケットに検温済証が。

ターミナル食堂で夕食をとったり、乗客待合室でだらだらしたりしながら時間をつぶします。

日が暮れて乗船時間が近づくにつれ続々とバイクが到着。
ガラガラだと思い込んでいたけど実は満員だったりする…?

(1-2へ続く)

グースのリアキャリアを作ってみた

この夏はちょっとした旅に出ることを決意しました。
予定では1週間程度のキャンプ有ツーリングとなる見込み。
たまたまセールでみつけたリアバッグは最大78Lと結構大き目なので、サイドバッグなどは使わずこのバッグ1本のみでいく事にしました。

車両はもちろんグースです。
ジムカーナ用途がメインとはいえ、今のところはいじったのはリアサスとフォークのスプリングくらい。
エンジンまわりは完全にノーマルで前後スプロケも純正サイズなので高速だって余裕です。

問題は積載性。
リアバッグを載せるのは申し訳程度のタンデムシートの位置。
強度はともかく、幅がなさすぎる…

という事で、ホムセンで入手したパイン板。
純正タンデムシートを取り外し、かわりにこの板をセットする計画です。

この状態で重量は1300gくらい。
タンデムシートの爪の位置にあわせてボルトを通すことで前後左右方向へのズレを抑えようという目論見です。
板本体は左右のアイボルトとタンデムステップ間にロープを通すことで固定する計画。

取り付けるとこんな感じに。
ブレーキング時にバッグが前にズレるのが嫌なので抑え板も設置。
予想以上にガッチリしたキャリアになりました。

本番運用に近い荷物(GOLDWIN GSM17606)を積載してみた。
荷物重量は10キロちょいといったところです。
試走してみたところさすがに尻下がり感があったのでリアのプリロードを1回転ほどプラスしてみたらちょうどいい感じに。

最初こそ重さを感じたけどすぐに慣れました。
急ブレーキテストでも荷物のズレはなく、荷物の存在を忘れてしまうくらいの快適性。
なかなかいいかんじ!

ショートブーツを新調(EXUSTAR E-SBT271W)

グースは(今のところ)ほぼノーマルなのでツーリングにも普通に使える仕様。
(アップハンドルにしてるからノーマルより楽かも?)

せっかくなので、たまにはツーリングにも行きたいよね
だがしかし、ここしばらくクローズドしか走っていなかったこともありツーリング向け装備が不足している。
特にに足元。
以前使っていたショートブーツは購入後〇年も経過してしまいすでにボロボロ。
レーシングブーツでツーリングは、歩きを考えるとしたくない。
というわけで、この機会にブーツを新調することにしました。


まずは最安値プランとしてホムセンやワ〇クマンにある「バイク用に流用できなくもない靴」をも検討。
店頭に出向いて現物を見てみると「うぅ~ん?」という印象。
品質はともかく、ジムカーナをかじっている身としては全体的に柔らかすぎて不安すぎる…


そんなわけで、多少割高でも二輪向けとして作られている製品から選ぶことに。
選定のポイントとしては
・多少の歩きなら苦痛ではないこと(必然的にショートブーツ)
・あんまりゴツすぎないこと
・簡易でいいから防水(重要)
この条件を満たして1.5万円くらいでないかな?と探してみたものの甘かった。
防水を条件にすると一気に価格が上がるんですよね…


そんな中発見したのがEXUSTARのE-SBT271W
通常価格2万円超えてるみたいですがなぜか破格の7,000円。
使っている人が少ないのかあまりレビューを見かけないのが気になるけど…

パチもんが届いたらヤだなと思っていたけどちゃんと届きました

開封~
第一印象としては「軽っ!」


サイズ感は普通の靴と同じでした。
心持ち細い気がするけど誤差の範囲かな。


軽く試乗してみましたが操作感は実に普通。
個人的にはもうちょっとがっしりしているほうが好みだけど、それでも普通の靴にくらべれば安心ですね。

このタイプの靴ひもは初めて使いますが、ワンタッチで解放できるのはほんとに便利。
壊れやすそうな気もするけど…

いまのところ雨天は未経験で防水性能は未知数ですがちょっと楽しみ。

練習会所感

いつもの練習会でした。

Gooseに乗り換えて1ヶ月が過ぎましたが、そもそもの話としてアップハン化したGooseのポジションが適切なのかどうかがよくわからない感じになってきた。
こりゃいかんな、という事で参考にするために他の参加者の方々の車輌に乗せてもう事に。

CB1300
車重もすごいがパワーもすごい。
かなり強めの切れこみ感と、アクセルをちょっと開けただけでグワっと出てくるパワーがめちゃ怖い。
これでぐるぐるしてる人はすごいなー

SV650
クセらしいクセを感じないヒジョーにニュートラルな車両でした。
角フレームの旧SVよりもずっと乗りやすいと感じた。

GIXXER250
パワー感は控えめだけど軽く回るエンジンがいい感じ。
車重的にはGooseとほとんど変わらないらしいけど、圧倒的に軽く感じる…
ただ下半身がモタードで上半身がスポーツネイキッドみたいな不思議なポジションがどう乗ればいいのかわからない。

などなど。
総合するとアップハンGooseのポジションもまあ極端に変という訳でもなさそうな雰囲気。

また他の方にGooseに乗ってもらったところ、リアのプリロードが強すぎ、フォークが軟すぎるのではというという指摘を頂いた。
リアプリを抜いてみるとたしかに寝かしやすくなった感じ。

ガッツリニーグリップした上でセパハンの時くらいにグイっと深く伏せると車体が安定する事が判明。
どうにか想定120%あたりが出せるようになってきた。
次回以降はフォークを調整してみようかな。

Goose250に貫通シャフトとピロクッションレバーを装着

分解整備もかねて、もう少しだけグースのリア足回りをさわります。

まずはグースのド定番
リアのスイングアームピボットをkamoair製貫通シャフトに交換
1027-1
剛性UPももちろんですが、これを換えておかないと整備性がね…
(ノーマルだと、ステッププレート交換のためにスイングアームピボットシャフトを外さなければいけないという凶悪仕様)
ジムカーナに使う以上はステップまわりへのダメージは避けられないから、今のうちに交換です。

もう一点はピロクッションレバー。(貫通シャフトと一緒に注文)
長さの調整が効くので、YSSサスの車高調整が無いという弱点をカバーできるという副次的効果も。
1027-2
グースの正立フォークは標準の突き出し7mmで既に結構ストローク量ギリギリっぽいんですよね。
フロントを下げたいと思ってもあまり突き出しを増やせないから、リア車高調整はマストかも。

ついでにスイングアームピボットとリンクまわりの清掃とグリスアップを。
KSRの時はシャフトが固着しててだいぶ苦労した経験があり
今回はさらに古い車両ということもあり大苦戦を覚悟していたのですが…

すんなりバラせた。
ベアリングやカラー状態も悪くないし、しっかり油分も残ってた。
1027-3
前オーナーさんがちゃんと面倒を見ててくれたみたいです。ありがたや〜

グースのリアディスクローター交換

グースに乗り換え今の所問題なく走れているものの、ちょっと気になっているのがリアのディスクが段減り
昔乗ってた時もリアのディスクは同じような状態になってたなー
この時代の車両ってみんなこうなんですかね?

街乗りなら許容範囲だけど競技に使うにはちょっとアレだなという事で交換しますが
純正品はまあ高価なんですよね。

という訳で某国製格安ローターを調達してみました。
(某オクなどでもガンマ用として出ていたりするアレ)

グース250 リアディスクローター交換

ブレーキ周りに某国製を使うのは怖い部分もあるんだけど、KSRで色々やってみた結果おおむね普通に使える(一部ハズレはある)という感触があるので。
クローズド環境で単独走行できる環境だし、試してみる価値もあるかなーと。

ブレーキパッドは定番の赤パッドを選択。
試乗してみたところ、特に問題は感じないのでこれで行ってみようかな。

※後日追記
赤パッドその後

Goose250にYSSリアサスMZ366を導入

うちのGoose、入手時点でガンマSP用と思われるリアサスに交換されていました。

公道を走ってみた印象としてはわりとソフトでクセもない気がしたんですが
PPSで走り込みをしてみたところなんだか違和感を感じる動きが。
進入から寝かし込みではよく曲がるんだけど、二次旋回で全然曲がっていかない感じ。
沈むんだけど戻ってこないような…?
圧と伸のバランスが悪いのかなと思って伸のダイヤルを回すとはっきり変化するけど、圧のダイヤルでほとんど変化がない(気がした)

OHに出して継続使用というテもありだけど、さすがに20年以上経過している製品で今後どうなるかもわからないしという事でリプレイスする事に。

選んだのはYSSのMZ366。
(流用ではなくちゃんとGoose向けがラインナップされています)

yss1

サクっと装着
流石にKSRよりは手間がかかる。

ストリートモデルという位置づけでリザーブタンク無し、ダンパーは伸圧共用、グース用の場合は車高調整も無しとなんとも微妙なスペックだけど…
当面はセッティングをあれこれするより乗り込む時間を増やす(予定)なので価格面でもお手頃なこのモデルを選択することにしました。

yss2

練習会で乗ってみたところ、旧サスで感じた違和感はほぼ解消。
やっぱりダンパーに問題があったのかな?
ただペースをあげようとすると奥でパツパツする感じ。
スプリングを確認するとストリート向けという事で60N-90Nのダブルレートとなっていました。

調べてみたところグース用オーリンズのバネが7.14kgf/mmっぽい。
70Nか80Nのシングルレートのバネを使ってみたいところですね〜
(セッティングをアレコレしないつもりだったはずが)

YSSの何がいいって、純正バネが幅広くラインナップされててネットで買える事なんですよね。
お手頃価格で公式OHができるのも魅力。

しばらくはこれで行ってみようと思います。