「バイク」カテゴリーアーカイブ

モビリオをSV650のトランポにしてみるテスト〜制作編〜

無事購入・名義変更が済みましたがここからが本番。
モビリオのトランポ化です!

まずは2列目シートの取り外し。
フルサイズ車両を積むには邪魔なだけなので、問答無用で外します。
作業的には、スライドシートの根本のボルト外すだけ
モビリオの2列目シート取り付け部分
しかし、シート本体がクソ重い!
1人でひーひーいいながらどうにかこうにか取り外し完了。

モビリオの2列目シート取り外し完了
シートをとっぱらうと、かなり広大な空間が!
続いてモビリオの特徴である3列目シートの処理。
2列目の位置に畳んでしまえば室内高に影響なしという事がわかったので、床下に残す事に決定。
いざという時はコンパネ外してシート起こせば4名乗車可能!?

コ◯ナンで調達してきた12mmコンパネ2枚を新聞紙で型とり後にジグソーでカット。
縦方向の引っ掛かりを出さないようにするため、縦に配置するようにしたところ、実際は1枚+1/4枚という感じになりました。

ベニアを敷いてモビリオをトランポ化

SVの車格だと前輪が1列目席のあたりまで来る事は確実だったので、運転席と助手席の間にあるボックスは取り外し。
その位置までコンパネが来るように調整してカット、2×4材で足を作り強度確保。

2x4材で足を作成

2列目シートベルトのボルトをアイボルトに。
シートベルト固定のボルトってピッチが特殊なんですが、クルマ系通販調達した4点式用ベルト用のアイボルトがドンピシャ。
このアイボルト左右2点、運転席と助手席のシートベース部分の2点をフックポイントとしてタイダウンをはれば、バイクはがっちり固定されました。
更に2×4の余りを斜めにカットして作ったタイヤストッパーを前後に挟めば、まったく問題なし。

シートベルトのボルトをアイボルトに

ラダーレールはアストロのセール品(耐荷重250kg)
モビリオは床が低めなので、エンジンをかけなくても1人でどうにか積み降ろし可能。
開口部の高さが不足気味なので、ラチェット付きタイダウンでフォークを縮める必要あり。
ちょっと手間かかるけど、慣れてしまえばサクっとできてしまいます。

SV650も乗せてしまえば室内高は十分、縮めたフォークも開放状態でOK
とはいえ空間的余裕は数センチ。
モビリオにSV650を積み込み

助手席は活かしたままにしてみたかったので、積んでみるとこんな感じに。
シート間からニョッキリ。
助手席から前輪
フロントタイヤがアームレスト代わりw
シート汚れ防止のためにとりあえずブルーシート挟んでみました。

この状態でテールゲート付近はこんな感じ。
テールゲートギリギリ
SVのノーマルフェンダーだと、リアのガラスにナンバーが触れるか触れないかというかなりのギリギリ感。
余力が出たらフェンダーレスとかにしちゃいたい感じ。

排気量1500という事で、高速を走ってもパワー不足は感じない。
びわ湖バレイ会場の上りもSモードでぐいぐい登ったし、下りのブレーキも不安は感じませんでした。
バイクと荷物満載状態での燃費は14〜16km/Lとなかなかいい感じ。
さすがに峠のようなコーナー連続の時に若干ふらつきを感じますが、フォークストッパーなどでさらにガッチリ固定すればまた印象は変わるかも。

後日追記
シグナスを載せてみた

モビリオをSV650のトランポにしてみるテスト〜選定・購入編〜

ついに入手したトランポ、せっかくなので色々とまとめ。
(結果的にSV650を積んで大会参加までいけました)
モビリオトランポにSV650を積む

定期的に練習会に参加するようになると欲しくなってくるのがトランポ。
車両を壊してしまっても帰れる、公道では厳しいタイヤもはける、悪天候でも安心
などなど、メリット多数。

自宅のガレージは、スペース的には4輪も入るんだけど高さの制限がキツイんです。
高さ1780mmに収める必要があったので、定番のワンボックス系はほぼアウト。
小さめのクルマでトレーラー牽引という手も考えたけど、初期費用がかさむためNG。

という訳で、今のところトランポは現実的じゃないなーと思っていたんですが
練習会場で@kota_spadaがファンカーゴにSPADAを載せているのを見てしまい…
なるほどこういう路線もアリか!という事で再度探してみることに。

条件は
全高 1780以下
全長 4200以下
カウル外したSV650(全高1085mm/全長2080mm)が積載できること

Webのカタログから諸元表を集めて条件に合う車種を探したんですが、いやー厳しい。
最有力と思われた軽トラも、実は高さの面でアウトな物が多い…
ワンボックス系では唯一、バモスのロールーフが車高OK、しかし価格が高くてアウト

乗用コンパクト系で予算内でどうにかなりそうなのは結局
ファンカーゴ 車高1710mm(開口部1150)
モビリオ 車高1740mm(開口部1110)
の2車種のみ。

ファンカーゴについては助手席外してSSを載せてる事例が多数あり。
モビリオはミニバイク積載の事例は多いんだけど、フルサイズを載せている事例がネット上にあまり無い… 
※参考事例1
※参考事例2
(ちなみに、スパイクについては開口部高さが足りないらしく、対象外)

中古価格を調査してみたところファンカーゴよりモビリオのほうが全体的に安い!
乗り出し20万円台がゴロゴロしている。
どうやらCVTクラッチに絡む悪評のせいっぽいですが、むしろ好都合かも?

テールゲートが上開きで屋根になるということもありモビリオにターゲットを絞り現物確認。
買った後に「実はガレージに入りません」という悲劇を避けるためにも、モビリオのレンタカー借りてきて車庫に収まることも確認。
(借り物にバイクを積むわけにもいかないので、バイクが乗るかはこの時点では未確認)

某オクでいい感じの車検残有り車両が出ていたので、試乗させてもらった上で落札!
少しでも費用浮かせるために各種手続きはすべて自力で。
number
車庫証明取得で警察署に3回も通う事になったのはまいりましたが、なかなか良い経験。
名義変更は思ったよりアッサリでした。
やればできるもんだねー

※製作編はこちら

2015年ジムカーナ大会RD2に出走してきた

びわ湖バレイで開催された2015年ジムカーナ大会RD2に参戦してきた!
6月に続き2回目のびわ湖です。
会場までの道順や大会の流れもわかっているうえ、今回からはトランポもあるし楽々参戦じゃーい!

すんなり会場着。
車両をおろしてコースを眺める。
2015-10-04-1
前回よりもストレート区間が多い?

受付後にコース図もらって早速のコースウォーク。
2015-10-04-2
奥の「マナーセクション」がむずい・・・
コース図の印と実際のパイロンでは微妙に位置関係が違っていて、選手のみなさんはみんな首をかしげていたw
前回よりも涼しいかんじなので、体力的には楽そうです。

早速の第1ヒート。
・・・サムネイル見て分かる通り全然ダメです。

実は2週間ほど前に初のシートアンコ抜きにトライしておりまして、ほとんど調整する時間がないままの出走。
ハンドルの位置関係やら前後のバランスやらがメチャメチャで非常に乗りにくい状態になってもうた・・・

頑張ったものの鬼門のマナーセクションでクラッシュ!
ミスコースも重なり、曲がりきれず足つきもでるしで第1ヒートは記録無し。

シフトペダル曲がってしまった…
2015-10-04-3
けど心理的ダメージは少ないですね。
トランポがあるため、壊してしまっても帰れるというこの安心感!

第2ヒート、せめてタイムは残したいということで安全マージン5割増しで走行。
完走とはいえリザルトは141.98%。
入賞まではまだまだ遠いっすな・・・

コースになると不慣れなのを痛感したので、もっとコース系の練習しなきゃなーと。
あと短期間でいろいろ変えすぎたセッティングを戻さないと。

後日追記
2016 RD1に参戦
これまでの参戦ログ

関西パイロン練習会に参加してきた

大会も近いし、たまには違うところを走ってみるか!
ということで関西パイロン練習会に初参加してきた!

不慣れな京都の道ですが、余裕をもって早く出た&ナビのおかげでしっかり到着。
普通に住宅街の中だったのでちょっとびっくり。

参加者は2つのグループにわかれて、30分毎にコース走行と8の字エリアを交代して走っていく感じです。
この30分というのが絶妙で、体力的にキツくなってきた頃に交代。
自動計測なのでじゃんじゃん走っていけるのもいい感じ。

これまではコース走行を何周かしていると、体力の前に息が上がってしまいもうあかん!って感じになってしまったのですが
本日は、最後の1セット以外はすべて時間いっぱい使って走ったという結果になりました。
禁煙の効果か!?

しかしはじめてのコース+アンコ抜きによる乗り味の変化(思ったラインを走れない、曲がりにくい感じ)でだいぶ苦戦。
転倒は無しで済んだものの、色々と課題が見えた1日でしたとさ。

SV純正リアサス中古を入手

フロントのやわさはスプリング交換で解消した感じ。
そうなってくると次に気になるのがSV650のリア。
硬いというか、動きがわるいというか。

練習会場で他の方々の車両に跨がらせてもらって比較してみたところ・・・
他の車両はまたがった時にすっと沈むのに対し、SVはプリロード最弱状態でも乗車時にほとんど沈み込みが無い。
やはりSVのリアサスは硬すぎる模様?
社外のいい奴に変えてしまうのが一番確実そうなんだけど、何しろお高い。
そもそも購入時ですでに5年経過していたので、まずは純正をオーバーホールしてみる方向で行ってみようと思います。

しかしオーバーホール中に数週間も乗れなくなってしまうのはキツイので、予備の純正サスを調達しようかと。
ヤ◯オクをウォッチしてても角フレームSVの部品はほとんど出ない。
国内販売が無くてタマ数が少ないからしょうがないとはいえ困ったな

・・・と思っていたんですが、視点を変えてセカイ◯ンを検索してみたところ出るわ出るわ。
選び放題の中から、外観キレイ目で車高調整用のリンクロッド付きが出ていたので落札。
国際配送料を加算すると割高になってしまうけど、まあしょうがないか。

ブツは1ヶ月近くかかってやっと到着。
上が実車からの取り外し、下が届いたやつ
2015-09-19
スプリングの巻数があきらかに違う・・・(線径は同じ)
どういうことだってばよ・・・

シートアンコ抜きしてみた

ジムカーナでは多数のライダーがやっているみたいなのでシートアンコ抜きにチャレンジです。

取り外したSVのシート。
表皮をとめているタッカーの針をマイナスドライバーとペンチでひたすら抜いて
スポンジ・シートベースと初のご対面です。
2015-09-13

スポンジセンター部分は意外とブ厚い。
ためしにスポンジを外してシートベースのみで車体にセットし座ってみたら・・・
あれ、なんかいい感じ?

ということでアンコ抜きではなくスポンジ除去という方向で行くことにしました。
シートベース直だとさすがにデコボコしすぎでお尻がヤバイので、ホムセンで調達した10mmウレタンスポンジを貼り付けて表皮戻し。

シート高はグッと低くなっていい感じ。
しかし相対的にハンドルが高くなってしまって少々違和感が・・・

フォークスプリング交換後の所感

昨晩フロントフォークのスプリングを換えてみたので早速練習。

レートが上がった(はず)関係上、やはり進入時に沈む量が少なくなっている
バンクやブレーキリリースのタイミングが変わった気がして四苦八苦。
今までより大きく入るラインを取るとよさ気・・・?
少なくとも本日の練習では、気になっていた前輪ガガガは出なかった。

少しわかってきたので、後半は計測してみよう!

うおっあっぶね!

乗っているときは「滑ったせいで車体がだいぶ暴れたな」という感触だったけど、動画見ると前輪浮いてた・・・
スプリングが強くなった事が影響してそうだけど、これは良い事なのか悪い事なのか・・・

ミス無しの計測では自己ベスト+0.06のタイムが。
この調子なら次回にはきっと・・・(?)

フロントフォークのスプリングを換えてみた

練習している中で、最近特に気になっているのがSVのフロントフォーク。
よく動くけど腰がないなー感は以前からあったんですが・・・
タイヤ交換と切れ角増以降、小さく回ろうとした時に前輪がガガガってなる事(チャタリング?ジャダー?)が増えてすごく気を使う感じ。

いろいろ調査・計測してみたところ
・フォークのストロークは130mm(サービスマニュアル調べ)
・サグ出ししてみたら、プリロード最強・ガソリン7割で乗車時41mm(31%)ということでまずまず
・ふつうのペースで8の字してみたところ110mmまでストロークしている(結束バンドのストロークセンサーで確認)
事が判明。

ふつうのペースでコレはやっぱり沈みすぎ・・・?
前輪ガガガは、フォークがオイルロック範囲まで入ってしまった時に発生しているのでは?(あくまで予想)

サスいじりなんてほとんどしたことがないし、角フレームSVは日本語の情報も少ないし
重い腰を上げて英語サイトまで遠征してみたところsvrider.comのフォーラムでこのようなスレッドが・・・
たぶん「標準でついてるスプリングは柔らかすぎやで」という話みたいだ。

スプリング交換だけならそこそこのお値段で調達できそうではあるんですが
どのメーカーも納期が未定だったりxヶ月先だったり・・・
やっと見つかった即納のブツはHYPERPROフォークスプリングのみでした。
2015-08-21-1
可変スプリングレートらしく数字がわからないのがアレですが、リプレイスパーツだしまあノーマルよりやわいって事はないだろう、という希望的観測で。
ホントは前後セットのコンビキットが欲しかったのですが、どこも欠品のためまずはフロントのみです。

週末の練習前日に届いたので夜から緊急メンテ
取り外した純正と並べてみる
2015-08-21-2
自由長は純正(上)が437mm、HYPERPRO(下)は440mmでした。
付属のグリスをシールに塗りこみフォークオイルを指定通りの油面でセット、エア抜きもそこそこに車体に取り付け。

またがってストロークさせてみたところ、確かに手応えは強くなった感じ。
さて実走したらどうなるかな・・・

ブーツのソールを補修してみた

昨年末に実戦投入したブーツですが、そろそろソールの削れが気になるようになってきました。
特に、つま先がやばい・・・

2015-08-13-1

もともと薄いうえに、練習で足をつく事が多いので集中的に削れてしまっている模様。
ぽーんと買い換えたいところですが、あいかわらずの経済事情なのでシューズドクターNで補修です。

付属の型紙を添えてぬりぬり。
どうせ削れる事はわかっているので、24時間あけて2度盛りしてみました。

2015-08-13-2

固まるとふつうのゴムという感じ。
はみ出した部分は適当にハサミでカット。
週末の練習会で使ってみましたがとくに違和感もなく、いい感じ。

残量的に、あと2回くらいは補修できそうなので、年内はもってくれそう(?)

後日追記
1年半後、ファスナー破損で終了