忘れないうちに書いておこう。
週末に読みました。
■中年ライダーのすすめ/賀曽利 隆
あの賀曽利隆氏の本。
僕がバイクに乗り出した一番のきっかけであり、(勝手に)心の師匠と仰ぐライダーです。
氏の本がいっぱい出ている事に最近気付いた僕。
とりあえず手当たり次第に読んでみたいと思う次第。
なぜ一冊目にこれを選んだのか・・・自分でもよくわかりませんが(笑
なんとなくタイトルに惹かれるものがあったので。
amazonに在庫が無かったのでブックオフオンラインで調達しちゃいました・・・すんまそん。
目次
プロローグ バイクは中年になってからが楽しい!
第1章 中年ライダー、世界を駆ける
40代の厚い壁/40歳のサハラ砂漠往復縦断
サハラ縦断最大の難関を突破!/42歳の50ccバイク世界一周
アメリカには道が無い!?/”激動の年”の音
インドの雑踏をかきわけて/44歳のインドシナ一周
国境の壁の厚さ・・・・・・/ついにベトナムに!
砲声に追われながらカンボジアを縦断/46歳のタクラマカン砂漠一周
48歳のオーストラリア二周/シンプソン砂漠横断成功!
カンガルーとの危険な遭遇/49歳のモンゴル3000km
憧れのゴビ砂漠
第2章 中年ライダー、日本を行く
50ccバイク日本一周/日本列島岬めぐり
最端の岬に立つ!/ひとうめぐりの峠越え
秘湯、藤七温泉の夜はふけて・・・・・・/究極の混浴湯治宿
大場谷地峠を越えて/孫六温泉の混浴露天風呂
全33湯完全湯破!/”一気走り”はおもしろい
「東京→青森」ダート300kmに挑戦/われら”艱難辛苦組”
ついに青森に到着だ!/「門司→鹿児島」の九州縦断ダート300km
第3章 中年ライダーの愉しみと悩み
中年になってからのツーリングは最高におもしろい!/旧街道を走る
全国の”一の宮”めぐり/グループで行く楽しみ
わが「豪州軍団」の面々よ/バイク・ツアーはおすすめ
中年ライダーの悩みの解決法
第4章 中年ライダーの健康問題
あー、肺がんか・・・・・・/闘病(逃病?)3000日
心臓発作に見舞われる/病気とは”気の病”
バイクは最高の健康機器/中年ライダーの健康管理
第5章 あなたも中年ライダーに!装備篇
50ccも立派なツーリング・バイクだ!/カソリ好みの250ccバイク
250ccのスクーターもいい!/憧れのビッグバイク!
三者三様のバイク選び/”カソリ流”ツーリングの装備
海外ツーリングの”カソリ流”装備/装備のコストは?
第6章 あなたも中年ライダーに!実践篇
日本の峠と温泉に救われた!/何かポイントを決めて日本をまわろう!
「道」の限りない魅力/おすすめのツーリング・コース
中年ライダーの「日本一周」も夢ではない!/海外ツーリングのすすめ
三者三様の海外ツーリング/中年ライダーの世界一周も夢ではない!
エピローグ バイクは永遠だ!
目次見ただけでちょっとキちゃいましたよ?
どうしようこれ。
「バイクはおもしろい!」と、ほんとうにわかってくるのは、私自身の経験でいえば、中年になってからのこと。
このバイクのよさ、おもしろさを一人でも多くの中年のみなさんに実感してもらおうというのが、本書の一番のねらいなのである。
ふむふむ、リターンライダーも増えているらしいですからね。
確かに、バイクに乗る事のメリットもリスクもまとめて背負えるのはそれくらいの年代からなのかも。
ところが年末に、胸の腫瘍が見つかったときと同じような絶望の淵に突き落とされることになる。
12月29日の未明に心臓発作に見舞われたのだ。
この日があやうく自分の命日になるところだった。
そ、そんな事が・・・
賀曽利氏=元気=病気と無縁というイメージがあっただけに・・・
この章で私は自分の胸の腫瘍と心臓発作をとり上げたが、ともに助かった。
助かったのはタバコを吸っていなかったからである。
もし私がタバコを吸っていたら、胸の腫瘍はほぼ間違いなく悪性化していただろうといわれた。
うぐぅ、賀曽利さんに言われるとものすごい説得力が・・・
タバコやめるか・・・
とりたてた才能も努力も持ち合わせているわけではない。
そんなごく普通の人間でも、何かをやりつづければ、さらにその先へ先へとグレードを上げてやっていけるのが人生というもの。
継続の力というのは、才能や能力の力よりもはるかに上をいく力であることも知ってほしい。
うわぁ、ちょっと泣きそうです。
「好きを貫く」について色々と異論が出たりしてますが・・・
僕は、賀曽利さんのこの言葉に同意したい。
読み終わって、なんか元気出てきた!!
バイクもそうだけど・・・
他にもアレやコレといったやりたい事がまだ一杯ある事を思い出したよ!!
いっちょがんばってみよう!